当院は津市西部の神戸、野田地区に位置しています。初代の寺田久治が神戸の旧家を改造し開業し、二代目の寺田誠が昭和53年に現在の場所に移転しました。当時は診療所前の県道はバスが通るのもやっとの狭い道でしたが、現在は中勢バイパスが近くを通るようになり、大変交通量の多い道になりました。平成23年より寺田衛が院長となり、現在に至っております。
当院は気軽に相談できる地域のかかりつけ医として皆様の健康のために少しでもお役に立てればと考えています。禁煙外来もその一つで、タバコを吸いたい気持ちをどうやって紛らわすのかスタッフ皆で考えて患者さんをサポートしています。診療にあたっては「患者さんが困っている事、心配している事が解消するよう心がける」を大事にしています。また在宅医療についても可能な限り対応し、自宅ですごしたいという患者さんの気持ちや、それを支えるご家族の気持ちに応えたいと考えています。
三重医療安心ネットワークの活用で病院での診療情報を共有することでさらに円滑な診療ができるようになっています。これからも患者さんにとって「つかいやすい、質の高い医療」を提供したいと考えています。
(平成26年11月)
副院長就任時 ご挨拶 (平成20年 4月)
私は地元津市神戸、野田で育ちました。その間祖父久治、院長である父誠の地域医療の様子を子供ながら身近に見ることができました。それを将来の自分の姿に重ね合わせて医師になる事を選びました。
大学を卒業し医師として働き始めてみると,その激務と責任の重さは想像以上でしたが、幸いにも多数の施設でのたくさんの優秀な先輩に恵まれ内科臨床医として幅広い経験をつむ事ができたように思います。また患者さんからも多くのことを教えていただきました。
これまで培ってきた経験、知識を元に、またこれからも新しい医学知識を更新し、この地域の皆様の健康のために少しでもお役に立てればと考えております
またこの3年間は遠山病院、永井病院に勤務しておりました。これらの病院を含めた津市の病院と連携をしっかりと取り、患者さんが安心して診療を受けて頂ける様心掛けたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
院長就任時 ご挨拶 (平成23年 1月)
平成22年末をもちまして前院長の寺田誠が退職し、平成23年より院長として診療に従事することになりました。
診療所勤務を初めて3年弱、病院勤務とはまた違う環境に当初は戸惑う所もありましたが前院長、スタッフの支援、そしてなによりも受診される患者さんの励ましのおかげで何とか診療を続けて参りました。
3年前に掲げた「診療に当たって心がける事」は守れてこれたでしょうか?
@ 患者さんは何を求めて来院されているのか、言葉だけでなくしぐさや態度からそれを把握する技術習得をしていく必要があると思います。
A これまでも医学の進歩は日進月歩でしたが情報社会の発達で更に進歩のスピードを加速させています。ガイドラインの更新も度々行われ、アンテナを張り知識の更新に乗り遅れないたゆまぬ努力がこれからも必要です。またガイドラインを理解し臨床にあてはめ使いこなす難しさはひとつの正解があるわけではなくきっとこれからも迷い続けるでしょうが、答えを探す努力はし続けなければなりません。
B 三重安心ネットワークの加入により、三重大学病院や三重中央医療センターなどとの連携が深まりより患者さんに安心して受診できる環境が整いつつあります。今後もITによる情報の共有が進むと予想され積極的に推進していきたいと考えています。
これからもこれら3つの「診療に当たって心がける事」を当院診療の理念とし、あらためて初心に帰り地域医療に貢献できるよう努力する所存です。今後ともよろしくお願いいたします。
平成9年 奈良県立医科大学医学部卒業
平成9年 医師免許取得
三重大学医学部第一内科(循環器、消化器肝臓、腎臓内科)入局